2019-11-21 第200回国会 参議院 厚生労働委員会 第5号
何かといいますと、今回の法案に、麻薬取締官に個人輸入の手続違反とかいわゆる偽造医薬品に関する捜査権限を付与すると、そういう内容がございます。何でこんな内容が出てきたのか、それは理由はるるあるわけでして、先ほど政府委員から御答弁ありましたように、この五年間でいろいろな事件があったことを踏まえての対処策かと思っております。
何かといいますと、今回の法案に、麻薬取締官に個人輸入の手続違反とかいわゆる偽造医薬品に関する捜査権限を付与すると、そういう内容がございます。何でこんな内容が出てきたのか、それは理由はるるあるわけでして、先ほど政府委員から御答弁ありましたように、この五年間でいろいろな事件があったことを踏まえての対処策かと思っております。
それから、個人輸入を装って不正に薬物を輸入するといったような事案もありましたので、そうした行政監視機能、あるいはそうした点に関する捜査機能を強化するというために麻薬取締官を活用するということでございまして、具体的には、偽造医薬品等の輸入、製造、貯蔵、販売等の流通に関するもの、あるいは医薬品等の個人輸入における事前確認、いわゆる薬監証明といったようなもの、これも法制化しますが、そうした手続に関するもの
昨年でした、日本で初めてだと思いますが、正規の流通業者の中で偽医薬品といいましょうか偽造医薬品の流通が明らかになりました。それに加えまして、例えば診療報酬におきまして、正確に言うと調剤報酬ですが、これに対する不正請求事案の発生等が見られました。
次に、ハーボニー配合錠偽造医薬品の件を少々お伺いしたいと思います。 私、この偽造医薬品が、我が国で、しかもきちんとした卸の流通経路を通って出てきたということに大変衝撃を受けました。
いわゆる偽造医薬品というのは、これ世界各国で流通しておりまして、ある方の試算によりますと、この流通の規模というのは日本の薬剤費総額に匹敵するような約七百五十億ドル、日本円にすると約八兆円ぐらい。これが偽薬だという、そういった試算まであると言われている。これは、世界各国においては、先進国、途上国を問わず実はそういった流通が見られております。
今ほどイノベーションの話も少しさせていただきましたけれども、例えば、偽造医薬品問題で世間を騒がせたC型肝炎治療薬ハーボニーでありますけれども、これは非常に高い薬剤なんですが、これまで一生飲み続けなければならなかったC型肝炎にあって、ハーボニーを飲むと完治するんだそうですね。
大臣は医薬品流通を改善することに熱意を持っておられるようですが、偽造医薬品の問題は、医薬品を患者や国民に直接届ける役目を担っている薬局や病院薬剤部に医薬品の品質管理と品質保証の徹底を求めればよいのです。最後のとりでとしてしっかりと責任を持って仕事をしてもらうためにも、そういった政策を実行すべきと考えます。
それとは別物の、偽造医薬品がばっこする、ネットを通じた医薬品の個人輸入に関してお伺いをいたします。 厚生労働省が不正な医薬品販売サイトの監視を委託しているアメリカのレジットスクリプト社、ここが二〇一六年一月に発表したレポートによりますと、不正医薬品販売者にとって日本はアメリカに続き世界第二位の標的になっている、このようでございます。 資料四をごらんください。
○山下政府参考人 先生御指摘の偽造医薬品につきましては、国民の健康被害の発生を招くおそれのある重大な問題であると認識をしております。 警察では、厚生労働省や都道府県の薬事担当部局等の関係機関と連携をし、偽造医薬品の販売等について厳正な取り締まりを行っているほか、偽造医薬品等を広告している国内外の違法なサイトにつきましては、プロバイダー等に要請して、その削除に努めているところでございます。
偽造医薬品というのは、命とか健康被害のリスクのほかに、麻薬とか武器取引に比べて隠匿、密輸が簡単だということで、犯罪組織の資金源になっているとも言われております。偽造医薬品はネットを通じて海外から入ってくるため、国際的な連携も極めて重要で不可欠でございます。警察庁として偽造医薬品の取り締まりの強化に向けて今後どのように取り組んでいくのか、お伺いいたします。
乱用や多量販売の防止や偽造医薬品の販売などの監視が重要となりますが、本日の質疑で指摘したように、インターネット販売に関する監視体制の整備は遅れており、このような中でネット販売を解禁することは無責任と言わねばなりません。 第三に、インターネット販売の多くがネット上のショッピングモールでほかの商品と同列で売られることになり、その弊害が危惧されるからであります。
それから、適法な販売業者に紛れて無許可あるいは無届け業者による違法サイトあるいは偽造医薬品が蔓延することがないように、これらについても薬事監視を強化する必要があると考えております。
次に、偽造医薬品対策として、国外からの偽造医薬品の流入を防ぐための水際作戦や薬事監視の徹底について伺います。 ニュージーランドやスイスなどでは、税関や国際郵便局に薬剤師を配置して違法薬物の取締りを強化しているとのことです。海外発の偽造医薬品など、国民の健康を害するおそれのある医薬品と称するものの取締り強化策について、大臣に見解を求めます。
○田村国務大臣 今般のインターネットでの一般用医薬品の販売、この検討会の議論の中でも、やはり偽造医薬品、にせ薬、こういうものに対して、特にインターネットの場合は秘匿性があるといいますか、言うなれば、なかなか、どこで誰が売っているかということがわかりづらいわけでありまして、にせサイトをつくって売っていることもよくあるわけであります。
○副大臣(土屋品子君) 偽販売サイトや偽造医薬品の販売の防止については極めて重要な問題と認識しております。 今回の改正に対応して、厚生労働省では監視体制を更に充実するとともに、指導等により改善が見られない場合は、プロバイダー等に対し情報の削除要請を行う対応を強化してまいります。
○政府参考人(榮畑潤君) 先生御指摘の偽造医薬品対策でございますが、これも大変重要な検討課題と思っております。 厚生労働省といたしましては、これまでも都道府県と協力して監視などを進めてきておりますし、また、今年度からは新しく健康被害情報等を収集して、それを使われる方々に正しい情報を提供して、できる限りこの偽造医薬品が使用されないような啓発事業というのを進めておるところでございます。
もう一つは、安全性の確保として、大事なことは何かといいますと、違法業者、偽造医薬品の取り締まりです。偽造医薬品とは、例えば表示された成分が入っていないとか、あるいは表示と異なる不純物が混入している。 平成二十三年度に調査が行われております。その中で、海外に所在地のある日本向けの販売サイト、ここで健康食品六十九製品を購入して調査をしました。
この違法ドラッグ、それから個人輸入等で海外から取り寄せられるようなものの中にも偽造医薬品というものもたくさん見られております。これらによります健康被害というようなことも多々見られております。これらにつきまして、健康被害情報を一元的に国民の皆様に知っていただく、あるいは医療機関等の専門の皆様にもこういう重大な健康被害を事前によく知っていただくということが必要であると思っております。
例えば、医薬品のネット販売がより弾力的に運用されるようになったとしても、違法性のある事例を取り締まることができないのであれば、違法取引や偽造医薬品の流入を許すことになりかねません。 まずは、こうした違法事例について厚生労働省の見解をお示しください。
先ほども御紹介されましたように、現金問屋を中心に不良医薬品、偽造医薬品が流通したということはまことにけしからぬといいますか、事人間の生命・健康に関することであるだけに、非常に問題だと私ども考えているわけでございます。これは法律以前のモラルの問題ではないかと私ども考えております。
○草川委員 これはかなり新聞にも出たことでございますが、その偽造医薬品があったという例、この発見は厚生省の方が発見をしたのか、あるいは業界の中から申告が出たのか、その点についてお聞かせ願います。
したがって、それがにせ薬であっても買い取るということがございましても、先ほどの大臣の御発言にありましたように、偽造医薬品がブラックマーケットを中心に出回るという、非常に嘆かわしい現象が生じているわけでございます。
特に、はなはだ嘆かわしいことでございますけれども、市場の一部におきまして必ずしも出所の明らかでない、極端な場合にはいわゆる偽造医薬品のごときものが出回っているケースがございます。
○政府委員(中野徹雄君) 先ほど御説明いたしましたように、私どもといたしましては、記帳の義務づけをすることによりまして、医薬品が医薬品にあるまじき流通経路をたどるとか、あるいははなはだしきは偽造医薬品などが出回るという現実は非常に私ども恥ずかしいと思っておるわけですが、そういう実態に対する是正努力をしたいというふうに考えておるわけでございます。
○上村政府委員 回収されました偽造医薬品の廃棄処分というのは、薬事監視員が立ち会いまして行わせているわけでございます。ただ問題は、こういった薬の行政なりあるいは医療の行政というのは、薬剤師なり医師という専門職の者がそれぞれ管理するという、その専門職の判断の上に立って構築されておるわけでございますので、行政が手とり足とりをするというところまで行うということは事実不可能でございます。
○上村政府委員 こういった無許可医薬品なり不良品を取り締まるために薬事監視員の制度があるわけでございまして、各自治体の衛生部においてやっておるわけでございますが、こういった偽造医薬品を発見すること自身はきわめてむずかしゅうございます。と申しますのは、こういった偽造医薬品というのは、相当悪質で計画的な犯行であると思いますし、それから外観は正規の製品とほとんど同じと言っていいと思うわけでございます。
第一点は、いわゆるにせ医薬品、偽造医薬品の問題でございますけれども、この偽造医薬品の問題につきまして、厚生省当局の対処の仕方が非常に甘いといいますか、行政指導がなってないというふうに考えておるわけであります。